雑学・豆知識

花火の歴史をサラッと語れ!~目指すは一味違う夏男~

2016/07/28

はじめに

さて、花火の季節が近づいてきましたね。結構暑くなってきたのですでに花火をやったという方もいるのではないでしょうか?

見れば盛り上がる打ち上げ花火、やれば楽しい手持ち花火。

様々な楽しみ方のある花火ですが、今日はそんな花火の歴史を紹介したいと思います。

ただ楽しむだけでなく、あなたの深い知性をサラッとアピールしてみませんか?

遊び人というイメージがつきがちな夏男とは一味違う、そんな深みのある男になれること間違いなし。

夏を思いっきり楽しむだけではなく、真の意味での夏を愛する夏男になりましょう。

そのギャップにやられてしまう女子多数発生注意報です。

花火の誕生~そもそも日本発祥ではないの?~

今ではとても華やかな花火ですが、元々は敵の侵入を知らせるための「烽火(のろし)」という煙を出すだけのものが原型だそうです。

花火の原料となる火薬を発明したのは中国で、今から2000年ほど前と言われています。

物質を金に変える「錬金術」という学問を研究していて、いろいろな物質を混ぜ合わせたところ偶然にこの火薬が誕生したようです。

この火薬が中国からヨーロッパへとわたり、近代花火の形になっていったと言われています。

ちなみに最初の花火はイタリアのフィレンツェで上がったそうですが、火薬という軍事的な秘密ゆえ、公式の記録には残っていません。

日本で花火を一番最初に見たのは誰もが知るあの人だった!

さてさて、いったい誰なんでしょう。誰だと思いますか?

ヒント:たぬきじじい

あまり長引かせてもあれなので答えを言ってしまいましょう。徳川家康です。

時は1613年、場所は駿府城。明国(今の中国)の商人がイギリス人を案内し、徳川家康を訪ねました。

そこでイギリス人は望遠鏡や鉄砲などともに花火を献上しました。

この時の花火は、今だと手筒花火にあたるもので、大きな筒から火花が舞い上がっていたそうです。

徳川家康の花火見物から日本の花火の歴史ははじまりました。

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打ち上げ花火は結局いつなの?

打ち上げ花火が歴史に登場したのは、1733年です。当時は、全国的な凶作と江戸の疫病流行で多くの死者が出ていたため、幕府はその慰霊と悪疫退散をかねて両国で水神祭を開催しました。

この時に余興で打ち上げられたのが打ち上げ花火の始まりだと言われています。

これがのちに日本で一番有名な花火大会となる隅田川花火大会の前身である両国花火大会です。

しかし、当時は花火大会と言ってもたった20発ほどしか上がらなかったようです。

この花火のうわさが広がり、江戸以外にも近畿、信州、九州まで伝わったと言われています。

「たまや~」のかけ声の真相!

花火が上がるときのかけ声、「たまや~」。実はこれ、もう一種類あるんです。それが「かぎや~」です。

この「玉屋(たまや)」と「鍵谷(かぎや)」、ご存知の方もいると思いますが、江戸時代に活躍した花火師の名前なんです。

玉屋というのは、鍵谷の中でも飛びぬけて優秀だった番頭がのれん分けを許された結果できたもので、当時は江戸の二大花火師と呼ばれていました。

ただこちらの玉屋、将軍家慶が日光へ参拝する前夜に家事を起こしてしまい、江戸所払いに、つまり江戸を追放されてしまい失業してしまいました。

たった30年ほどしか歴史がないこちらの玉屋が、なぜ鍵屋よりも現代までその掛け声が残っているのでしょうか。

それは一つに、技術力が上だったという説と、一代で花火のように消えてしまった玉屋への愛情の名残という説があります。

なんだか江戸っ子の趣を感じますね。もうなくなってしまった側の名前だけでもかけ声として残そうという粋を感じます。

ちなみに鍵屋は現代までちゃんと引き継がれており、なんと今は女性の方が当主となって花火師をやっているそうです。

おわりに

いかがだったでしょうか。普段は見て楽しむ花火を今日は違う側面からとらえてみました。

花火は日本で誕生したと思っていたら以外にもイタリアだったんですね。

でもここまで歴史的、文化的にも花火が根付いている国は日本だけでしょう。

記事内では述べませんでしたが、花火が大名たちの娯楽から民衆にも広がっていったとき、あまりの流行りように「花火禁止令」が出されたそうです。

まぁ禁止令を出した本人である大名が花火を楽しんでいたそうなので民衆も全く言うことを聞きませんでした。

今度彼女や好きな人と花火大会に行くときはぜひこの豆知識を披露してください。

ただ見るだけより一層楽しめますし、きっとあなたのことを物知りな人だと思ってきらきら輝くまなざしをプレゼントされることでしょう。

でもあまり得意げには語らないことをお勧めします。

間違ってもドヤ顔でこの知識を披露しないことです。うんちく野郎と認定されてしまいます。

そこさえ気を付ければ、いつもよりもっと花火を楽しむことができるでしょう。

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