はじめに
みなさんどうもこんにちは、現役調理師のmasaです。
前回はお節料理の中のくわいという食材について紹介しました。
今回紹介するのは昆布巻きです。
あんまり人気がなく結構余ってしまいがちな昆布巻き。
それでもおせちに入れるからには意味があるからなんです。
ということで今回のテーマは、おせちに昆布巻きを入れる意味です。
さらに余ってしまった昆布巻きの活用レシピも紹介しましょう。
現役調理師おすすめのリメイク術です。
それでは早速やっていきます。
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おせちに昆布巻きを入れる意味
はい、その意味を徹底調査しました。
おせちに昆布巻きを入れるのは、昆布が縁起のいい食材だからです。
こんぶ=よろこんぶ。はいダジャレですね。
基本的に昔の人はこういったダジャレ、ではなく言葉遊びでなにかとゲンを担ぎました。
タイ=めでたいなどもそうですね。
よろこんぶ以外にも昆布に関する縁起のいい言葉遊びがあります。
例えば昆布を子生とかいて子孫繁栄を願ったり、昆布の別名である「ひろめ」と合わせてひろめこんぶ=喜びを広めるとして縁起物にしたりと結構遊んでいるんです。
おせちの中に昆布がいくつか使われているのはこのように様々な意味があるからなんですね。
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昆布の栄養価
昆布は人に必要な栄養分を結構含んでいます。
中でも突出しているのはそのカルシウムの多さ。
なんと牛乳の6倍に相当します。これだけでもとんでもなくすごいですよね。
さらにさらに食物繊維も大変豊富で、比較するとごぼうの5倍、さつまいもの8倍もの食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内環境を良くしてくれるのに加え、コレステロールを吸着して減少させる効果もあります。
これによって脳卒中や心筋梗塞など重大な病気を予防してくれるんです。
女性にとっては便秘を改善してくれるというのがめちゃくちゃ嬉しいと思います。
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昆布巻き活用レシピ
余ってしまった昆布巻きをいかにして活用するか。
非常に栄養価の高い昆布を捨ててしまうのはもったいないですよね。
そのまま食べるのにはもう飽きてしまった方におすすめのレシピがあるので紹介します。
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パスタ
昆布巻きを中身とこぶに分けてパスタにしてしまいましょう。
あらかじめ昆布巻きに味がついているのであとは醤油や本だしで味を調えて和風パスタに。
簡単にできる割にとても美味しいのでぜひやってみてください。
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混ぜご飯
昆布巻きをなんとごはんと混ぜて混ぜご飯にしてしまいます。
ごはんに寿司酢を加えて酢飯にするのがポイント。
あとは薄焼き卵を作って細切りにしてのせれば立派な混ぜご飯です。
酢飯とちょっと甘めの味付けの昆布巻きがとてもよく合います。
シイタケを入れてもいいですね。
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昆布巻きそば
まず昆布と中身に分けます。
昆布はそばに絡むように細切りにしましょう。
中身は最後にトッピングで使うのでそのままです。
次にかけそばのつゆを作ります。これはご家庭でいつも作っているものでいいです。
作ったつゆに細切りにした昆布を加えて少し煮ます。
あとはそばを加えて最後に中身をトッピングして完成です。
そばのつゆに昆布のだしとうまみが溶け出していつもよりちょっぴり本格的なかけそばの完成です。
トッピングもバッチリ合って最高に美味しいです。
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おわりに
いかがだったでしょうか。
おせちに入っている昆布巻きにはこんな意味があったんです
結構単純でしたよね。それでもちゃんと意味があるモノだと知ったら食べなくてはと思うことでしょう。
活用レシピの方はどれもほんとに美味しいのでぜひ試してみてください。
美味しすぎて追加で昆布巻きを買ってしまう人が続出することでしょう。