はじめに
どうもみなさんこんにちは、管理人のmasaです。
今回のテーマは元服の意味についてです。
前回の記事では成人式をテーマに紹介しましたが、そのルーツとなる元服とはいったい何なのか。
それをみなさんにお伝えしたいと思います。
それではさっそくやっていきましょう。
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元服の意味とは
元服というのは昔で言う成人式のようなものです。
通過儀礼と呼ばれるもので、元服を迎えれば成人として認められ、結婚することができます。
その始まりは682年ごろと言われており、もともとは皇室の行事でした。
それが時代の流れとともに民衆に伝わり、室町時代になると皇室以外でも行われるようになりました。
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元服を迎える年齢
元服を行うことができる年齢は時代によって変わっていきました。
奈良時代や平安時代は12~16歳にで行われ、室町時代には5~20歳で行われるほどに幅広くなったのです。
5歳で成人として認められるというのはちょっと驚きですね。
そんな小さいころに結婚することもあるなんて今では考えられません。
江戸時代になると少し狭められ18~20歳で元服を迎えるようになり今と変わらなくなりました。
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元服って男だけ?
最初は男だけが行う儀式で、女は裳着や結髪という儀式が行われていました。
裳着や結髪についてはまた後日紹介します。
初めは男子だけの儀式だったものが次第に女子でも元服と呼ぶようになったのです。
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おわりに
いかがだったでしょうか。
元服というのは今でいう成人式だったのです。
ただ、今のようなイベント感覚のものではなく、大切な行事として厳かに行われていました。
成人になるということは大人として扱われるということ。
年齢は関係ありません、
今とは比べ物にならないくらい厳しい環境だったことでしょう。
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