はじめに
どうもみなさんこんにちは、管理人のmasaです。
今回のテーマは母の日の由来とカーネーションを贈るわけについてです。
皆さんはお母さんに感謝の言葉を伝えていますか?
面と向かって「ありがとう」をいうのは照れくさいものですね。
そんな皆さんが素直に感謝を伝えられる母の日。
その母の日に贈る代表的な花、カーネーションにも知られざるエピソードがあったのです。
今回はそんな母の日の由来とカーネーションを贈るわけについてスポットを当てていきましょう。
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【あまり知られていない母の日の由来】
ここでは母の日の由来についてお話していきたいと思います。
母の日の由来は色々といわれていますが、意外と古くからあったもののようです。
その歴史は古代ギリシア時代までさかのぼることができます。
この時代に行われていたのが神々の母親リーアに対して感謝するための春祭り。
このお祭りが母の日の起源だといわれています。
また、17世紀のイギリスでキリスト教の復活祭に当たる日から40日前の日曜日に、親元を離れて暮らす子どもたちに対して年に一回の休暇を与えられる風習がありました。
この日に帰省した子供たちは母親に親孝行をしたので、それに由来して母の日になったという説もあるようです。
ちなみに現代のイギリスでは母の日はレント期間中の第4日曜日となっており、だいたい3月の下旬ですね。
レントとはキリスト教の受難の時期で、この時期は乳製品や卵などは取ってはいけないそうです。
キリスト教にも断食に似た習慣があるというのは知らない人も多いのではないでしょうか。
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【母の日にカーネーションを贈るようになったわけ】
それでは、どうして母の日にカーネーションが贈られるようになったのでしょうか。
時は1907年、20世紀初頭のアメリカにさかのぼります。
アメリカのウエストバージニア州にある一人の女性がおりました。女性の名前はアンナ・シャービス。
彼女が、母親の命日の5月12日に行われた教会の追悼ミサで、母親が大好きだった白いカーネーションを参列者に配ったのが今のカーネーションを贈る習慣の始まりです。
アンナの母親は南北戦争で敵味方関係なく負傷兵に尽くした人でした。
最初は母親ではなく参列者に配ったのですが、アンナの母親の優しい心が「カーネーションを母親に贈る」という習慣に変わっていったのかもしれませんね。
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【カーネーションの花の意味】
さきほどアンナのお母さんは白いカーネーションが好きだったというお話をしましたが、実際母の日に白いカーネーションを贈るのは控えたほうがいいようです。
ここではそのワケと、カーネーションの花の様々な色の意味を探って生きたいと思います。
実はカーネーションには、それ自体の花言葉以外にも色別に花言葉があるのです。
せっかく母の日に贈る花、よく意味を知ってからプレゼントしたいものですね。
諸説ありますが、ごく一部を紹介していきましょう。
まず、カーネーション自体の花言葉は「女性の愛」や「純粋な愛情」といったものがあります。
これは母の日にぴったりな言葉ですね。
カーネーション自体にはこんな素敵な花言葉があるのです。
しかし、前に触れたようにカーネーションには色別に花言葉があるので、贈る色にも注意を払うようにしましょう。
それでは、カーネーションの色別花言葉の紹介です。
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色別カーネーションの花言葉
まず、赤のカーネーションの花言葉です。
「母の愛」や「激しい愛」などの言葉があります。
こう見てみると、赤いカーネーションが一番贈られているのは納得がいくというもの。
しかし濃紅になると「悲しみ」や「憎悪」といった言葉に変わります。
程良い濃さのカーネーションがよさそうですね。
ピンクのカーネーションは「気品」や「暖かく包み込む心」を表しています。
これも母親のイメージにぴったりな言葉。
年代が若いお母さんには特に似合うと思います。
次からは母の日にはそぐわない色についてお話していきます。
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避けるべき色
それは白と黄色の2色。
白色のカーネーションの花言葉は「尊敬」や「清らかな愛」といった一見母の日に贈るにはぴったりの花言葉のようにも思えます。
しかし、白のカーネーションは亡くなられたお母さんに贈るものと決まっています。
お母さんがご存命の場合は避けるようにしたいものです。
黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑」、「嫉妬」、「揺らいだ愛」といったものが並びます。
いうまでもなく、母の日には向かない色といえるでしょう。
どうしても、「白と黄色が好き。」というお母さんには贈ってもかまわないとは思います。
その時は、花言葉に対するフォローの一言を添えて贈るのがいいかもしれませんね。
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【まとめ】
誰にでも素直に感謝の気持ちを表すというのはとても難しいものです。
家族、その中でも母親というのは小さい頃から一番近くにいる身近な人。
近いからこそ、その気持ちを伝えるのはなおいっそう難しいと思います。
母の日はそんな感謝を照れずに伝えられる貴重な日。
カーネーションを添えて、「ありがとう」を形にしてみるのもいいものですね。