はじめに
どうもみなさんこんにちは、管理人のmasaです。
今回のテーマは父の日の由来について。
お父さんに日ごろの感謝を伝える父の日。
そんな父の日には意外なルーツがあります。
今回はどのようにして父の日が広がっていったのか、また最近の父の日事情ものぞいていきたいと思います。
「今年の父の日を、どんな風にお祝いしようかしら。」と考えてる皆さん、どうか参考になさってみてください。
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【いつも働いてくれるお父さん、ありがとう!!父の日の由来】
家族のために忙しく働いてくれるお父さん。
そのお父さんを家族みんなでねぎらう父の日はいつごろから始まったのでしょう。
まずここでは、そのルーツを探ってみることにしましょう。
父の日は1909年、アメリカではじまったというのが定説です。
ワシントン州にソナラ・ドットというひとりの女性が住んでいました。
彼女は常々、「母の日があるのに父の日がないのはおかしいのではないか。」と思っていたのです。
彼女の父親は苦労人で、南北戦争に召還されたのち無事復員を果たします。
しかし、それからまもなくソナラの母親にあたる妻を亡くしてしまったのです。
その後、彼は男手一つでソナラをはじめとした子供たちを育て上げ、子供が全て成人したあとにひっそりと息を引き取りました。
彼女はそんな苦労をかけた自分自身の父親のために、「みんなが父親に感謝の意を表す日を制定したい」と考えたのです。
そこで地元の牧師協会に「父親にも感謝する日を制定していただきたい」と請願して行われたのが父の日の起源とされています。
その請願が認められ、翌年の1910年に父の日の祭典が行われました。
しかし世間に定着するにはそれから数年の月日が費やされることになるのです。
アメリカでは1972年に国の記念日として定められたのを筆頭に、時期に多少ずれはあるものの世界中で父の日は記念日として祝われています。
ロシアでは2月に「祖国防衛の日」という記念日があり、直接父の日ではありませんが、退役したおじいさん、お父さんに感謝をするという日になっているそうです。
形は違えど、感謝の意を表す日は様々な形で残っているんですね。
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【最近の父の日ってみんなどうしてる?】
次にここでは、最近の父の日事情についてのぞいてみましょう。
色々な話を聞くと、母の日ほど父の日はしっかりとお祝いしていない様子が見て取れます。
ある調査によると、アメリカ合衆国の5月の母の日周辺の総支出は日本円にしておよそ2兆円。
対して6月第3週の総支出は日本円でおよそ1兆2千億円とおよそ6割程度の数値となっています。
日本でも似たような調査が行われているようです。
こちらは総支出額ではなく「母の日・父の日に贈り物をするか」という質問を受けての結果。
母の日には60パーセントの人が贈り物を送ると回答しましたが、父の日には38パーセントという結果になっているそうです。
こちらも母の日に贈り物を行う人に対して、父の日に贈り物をするという人は60パーセント程度になっています。
日米両国でも、母の日よりも父の日のほうが贈り物を贈る人が少ないことが分かります。
ちなみに5月第3週が父の日である事を知らないという人も6割近くいるという話もあるくらいです。
贈り物をしないだけでなく、「知らない」という人がいることはとっても悲しいことですね。
また、どのようなプレゼントを贈るかという質問には、お酒や食べもの、ネクタイという定番から、手料理を作ってあげるといったものまであがっています。
普段から使うものというのは、使い勝手もよく嬉しいものです。
また、品物だけでなく、普段あまり接する機会がない娘さんなどの手料理は本当に心に残るプレゼントになりそうですね。
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【まとめ】
感謝の気持ちを表すのはとても難しいことです。
普段から身近にいるお父さんに感謝を伝えることは特に難しいことだと思います。
だからこそ父の日に素直に「ありがとう」を伝えることは相手にとってこれほどうれしいことはないのではないでしょうか。
普段無口で口下手なお父さんも、家族のみんなと話したくないという人はいません。
あまり会話がないという人も、たまには色々話してみるのもいいかもしれませんね。
きっと皆さんの心づかいが、お父さんの明日からの活力になることでしょう。