待望の赤ちゃんが産まれて10ヶ月程すると、もうつかまり立ちをし始めますよね。
もう少し歩けるようになれば、お天気のいい日はお外で遊ばせてあげたいと誰もが思うはずです。
そうなってくると準備をしなくてはならないのがファーストシューズです。
ファーストシューズは赤ちゃんの足の発育に大きな影響を与えます。
しかし、実際はデザインで決めてしまったり、お母さんの好きなブランドで選んでしまったりと、大事なところをチェックせずに買ってしまう方が多いです。
赤ちゃんの初めての靴は、きちんと合ったものを探して履かせてあげないと、足のトラブルを引き起こす原因になってしまうのでしっかり選びましょう。
それでは、ここからは赤ちゃんの靴の選び方やチェックポイントを挙げていきます。
靴を買う時の参考にしていただけたら嬉しいです。
赤ちゃんの靴の選び方
赤ちゃんの靴を選ぶタイミングは、掴まらずに10歩くらい歩けるようになってからといいます。
そうなったら赤ちゃんと一緒に靴屋さんへ行きましょう。
靴を選ぶときのポイントはたくさんあります。
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転倒防止のため、つま先が反り返っているタイプがお勧め
これならヨチヨチ歩きで転ぶことが多い時期につまずきを軽くしてくれます。
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屈曲の良い底であることも大切
指の付け根あたりでしっかりと曲がる靴底でないと、足の発育をサポートしてくれませんし、しっかり大地を蹴ることを覚えられません。
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かかと周りがしっかりしているか見る
赤ちゃんの骨は柔らかいので、かかとが保護されていないと変に体重がかかり、O脚などの原因にもなるのです。
骨のサポートという意味では、くるぶし辺りまで高さがあるものも良いでしょう。
赤ちゃんの足首はまだまだ不安定ですが、高さのある靴は関節をサポートしてくれますので転倒の防止にもなります。
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つま先の広さもチェック
高さと幅があり、足の指が動かせるくらいのものが良いです。
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通気性の良いもの。
赤ちゃんは体温の調整を発汗することでしていますので、足の汗がすごいのです。
通気性・吸水性の良いものだと、赤ちゃんも快適に歩けると思いますよ。
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赤ちゃんの靴のサイズは?
上記の方法で靴を選んだら、今度は赤ちゃんの足に合ったサイズを探しましょう。
目安として6ヶ月~1才半で11~13㎝、1才半~2才で12~14㎝、2才~3才で13~15㎝の靴が合うと思います。
しかし赤ちゃんの足の計測は、指先が丸まっていたり、立つと幅が合わなかったりして少し難しいので、自分で測らず店員さんに測ってもらいましょう。
店員さんが取り込み中で自分で測らなくてはいけない場合、手っ取り早い方法としては、靴の中敷きを取り、赤ちゃんの足に合わせてみる方法があります。
この時、赤ちゃんを立たせるか軽く足に押し付けてください。
指が丸まっていないか、横幅がはみ出していないかをチェックし、指先に1㎝程の余裕があれば合格です。
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靴を履いてみましょう
最後に靴を履かせてみてください。
この工程を省くと隠れているトラブルが見つけられませんので、面倒でも履かせてみましょう。
履かせたら立たせてみてください。
そして足の甲がパンパンになっていないか、つま先に余裕はあるか、歩き方は不自然ではないか、かかとが脱げないかチェック。
本当は店員さんに見てもらうのが一番安心なので、忙しそうでも声をかけて、もろもろチェックしてもらうと良いと思います。
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トラブルを避けるために
赤ちゃんの足は半年に0.5~1㎝大きくなっていきます。
急に大きくなることもあるので、3ヶ月毎に靴のサイズをチェックしましょう。
骨が柔らかいので、少しきつくても「まだ履ける」というお子さんも多くいます。
ですが、そのままにしておくと偏平足になったり、巻爪になったりとトラブルになりますので、きちんと買い換えてあげましょう。
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まとめ
私が靴屋で働いていた時、あるお母さんが「うちの子、よく転ぶのです」と相談してくれたことがありました。
足を見せてもらうと、両方の小指が内側に丸まっていました。
聞けばお家の中でも靴下を履かせ、裸足にすることが無いそうです。
これが原因とは言えませんが、お家の中では是非裸足にしてあげてください。
裸足にすることで指をきちんと使うことができ、足の発育を助けてくれます。
少し話が逸れてしまいましたが、靴を選ぶときはなるべく店員さんに声をかけ、相談に乗ってもらってください。
楽しくお外で遊べるように、お父さんお母さんが赤ちゃんの足を守ってあげてくださいね。