皆さん、七夕飾りは毎年飾っていますか?
最近ではスーパーにも短冊を書いて飾るイベントがありますよね。
しかし、そもそも七夕とはどこの国から伝わったもので、どんな行事なのか……皆さんはご存知でしょうか?
今回は、そんな七夕の由来や発祥の国についてのお話をします。
七夕発祥の国と由来とは?
もともと七夕は日本の行事ではなく、中国が発祥のものです。
日本での発祥は、平安時代初期の「交野が原」と呼ばれる現在の大阪枚方市、交野市になります。
日本に伝わった時は宮中行事でした。
作物を育てる時期や季節の変化を民に伝えることが重要視されていたので、星座がもとになっている七夕は、とても大切な行事の一つだったと考えられています。
この宮中行事だった七夕は、江戸時代には一般の人々にも広まりました。
この頃に、五節句に取り入れられ、願い事にお供え物をしてお祝いをしていたようです。
今では、たくさんの願いが短冊に飾られていますが、この頃から五色の短冊に願いを書いていたそうですよ。
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たくさんある七夕の伝説!
世界にはたくさんの七夕の伝説があり、それぞれとても面白いお話なので、知っていただきたいです!
ここでご紹介する七夕の伝説は、忙しい人の為に簡略しておりますので、ぜひ読んで見てください!!
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(一般的な七夕のお話)
働き者の織姫と牽牛を引き合わせた神様が、結婚後に全く働かなくなってしまった二人に怒ってしまい、二人を離ればなれにしてしまいました。
牽牛と会えなくなってしまった織姫は、悲しくて涙を流してしまいます。
そして牽牛も悲しくて引きこもりようになってしまったのです。
そこで神様は、きちんと働くのなら一年に一度だけ牽牛に会わせると約束をしたのです。
恋愛初期の頃の熱が入りすぎたカップルを表しているようで耳が痛いお話です。
この織姫と牽牛は、とても働き者で休み知らずだったという話もありますので、恐らくはじめての恋に没頭しすぎてしまったのではないでしょうか……。
皆さんも気をつけてください。
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日本の伝説
三人の娘を持つ男のところに大蛇が現れ「娘の一人を差し出さないと親子共々殺してしまう」と脅されてしまい、末っ子の娘が大蛇の元へ行くことになります。
恐ろしい大蛇を前に怖がってしまう娘でしたが、大蛇の首を切り落とすと中から立派な青年が姿を現し、二人は結婚します。
天稚彦と仲良く暮らしていると、ある日天稚彦は用事の為に天に行くことになってしまい「三週間経っても私が戻ってこないときは、西の京の外れに住んでいる女性から一夜杓を受け取って天に来なさい」と伝えられます。
そして唐びつを受け取ると「私が帰ってくるまでは開けてはいけない」と言われるのです。
しかし、天稚彦が留守の間に訪れた姉は、幸せそうな妹の姿に嫉妬して部屋中を物色します。
更に、姉によって開けてはいけないと言われていた唐びつは開けられてしまったのです!
結局、三週間経っても戻ってこない天稚彦を追って、娘も天へと向かうのでした。
ロマンティックな七夕とは程遠いような……。
どちらかと言うと昼ドラに近いようなお話で、省略するところがあまりないお話でした。
正直な感想として、子供には教えたくない伝説ですね。
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フィンランドのお話
とても中の良い夫婦が亡くなった後、星になり、遠く離れてしまいました。
星になっても一緒にいたいと願った二人は小さな星屑をたくさん集めて、二人の間に天の橋を作り、遠くにいても行き来が出来るようにしました。
天の川のことをお話にしているのでしょうね。
とても綺麗なお話です。
この他にも、国によって七夕のお話は違ってきます。
これらのお話が色々混ざり合って、今の七夕のお話になっているのでしょうね。
なかなか面白いですよね!
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七夕飾りは日本独特のものだった!! 短冊の色の意味とは?
日本では、七夕になると笹の葉に短冊を飾りますが……これは日本独特の文化だったのです!!
そして五色の短冊にもきちんと意味があるのです!
青には「人間力」赤には「感謝の気持ち」黄色には「友達を大切にする気持ち」黒には「学業の向上」白には「決まりを守る」といった意味があります。
今まで全く知らないで好きな色の短冊に書いてました……。
その他にもたくさんの飾りがありますが、これらは七夕の夜に外すのが一般的のようです。
私は七夕の翌日に外していましたが、これも直さないといけませんね……。
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まとめ
当たり前のように行っていた行事でしたが、まだまだ知らないことがたくさんありました。
そして世界の七夕伝説は、個人的にとても衝撃です。
皆さんも、七夕の伝説から色々なことを考察してみてはいかがでしょうか?
以上で今回のお話は終わりです。
ありがとうございました!