誰しもが一度は経験したことのある靴の悩みとして、サイズ調整があるのではないでしょうか。
お店で買った時にはさほど感じなかったのに、いざ履いてみるとなんだか大きい、もしくは小さい。
そこで諦めるなら良いのですが、せっかく気に入って買ったのだからと無理をして履き続け、結局足を痛めてしまったという例も聞いたことがあります。
そんな時は無理して履かず、買ったお店に持って行ってください。
レシートがあり、新品の状態ならきっとサイズ交換をしてくれますし、外で履いてしまっていても色々なサイズ調整の方法を教えてくれるはずです。
ここでは、そのサイズ調整の方法を少しだけ紹介しようと思います。
もしサイズが合わなくて使われずに眠っている靴があったら、ぜひ下記の方法をお試しくださいね。
サイズが合わない靴のデメリット
初めに、合わない靴を履くことでどんな影響があるのか述べたいと思います。
まず大きい靴は、かかとが脱げてしまうので靴底を擦って歩くことになります。
この歩き方は予想以上に足が緊張してしまい、少し歩くと疲れてしまいます。
緊張のため、足汗もいつも以上に出ます。
また姿勢が悪くなりやすいので骨盤や膝に負担がかかり、関節に痛みを覚えることもあるでしょう。
更に大きい靴はつま先が引っかかり、転倒の恐れも出てきます。
そして小さい靴は、想像に難くないですね。
足の骨をキュッと締め付けながら歩くことになるので、外反母趾や巻爪などのトラブルを引き起こします。
歩くと痛みが出てくるので、痛む箇所をかばい、歩く姿勢が悪くなります。
そしてこちらも膝・腰の歪みの原因にもなります。
どちらも歩くことが辛くなりますので、長距離は歩けないでしょう。
サイズが合わないと気が付いた時に、すぐ使用を止めることをお勧めします。
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サイズ調整の仕方
それでは、上記のような靴をもう一度履くためにはどうすれば良いでしょうか。
残念ですが、さすがに小さい靴を大きくすることはできません。
苦肉の策として、紐が付いているのであれば紐を緩める、中敷きを薄いものに変える、靴下を履かない、などありますが、どれもあまりお勧めできません。
窮屈で痛い部分があるのであれば、涙を呑んで諦めましょう。
無理をして履くと足を痛めてしまいます。
ただ、革靴の場合はまだ少し希望がありますので、それは後述したいと思います。
大きい靴は対処法がいろいろあります。
まず、どこが大きいかを見極めてください。
つま先ですか?甲の部分ですか?かかとですか?その位置によって方法が変わってきます。
紐付きの靴の場合、一番手っ取り早いのが靴紐の通し方です。
恐らく売られているものは穴に対して上から紐を通していませんか?
これを下から紐を通すことで甲の部分の締め付けが強くなります。
しかし、微々たるものなので劇的な変化はありませんし、見た目が少し悪くなりますので、ランニング・ウォーキング用の靴をもう少し足にフィットさせたい、という方にお勧めです。
その他はインソール(中敷き)で対応することになります。
かかと・甲・土踏まずが合っているならつま先用を、つま先・甲・土踏まずが合っているならかかと用を合わせてみると良いでしょう。
全体的にブカブカなら、全体に厚みを持たせるインソールもあります。
ただし、面倒くさいからと言って適当に選んでしまうと、もともと合っている部分を圧迫してしまう可能性もあるので、店員さんにお願いしてきちんと試し履きさせてもらいましょう。
数歩歩くだけで違いが判ると思います。
また、カットが必要なインソールもありますので、不安な方は店員さんに了承を得て、購入後カットしてもらいましょう。
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革靴のサイズ調整
革靴はなるべく足にピッタリとしたものを選びますよね。
しばらく履くと汗を吸って革が柔らかくなり足に馴染んでくるのですが、初めのうちは窮屈で足が痛くなってしまいます。
そのような場合も、購入したお店に靴を持って行きましょう。
恐らくお店には革を伸ばす道具があると思います。
一週間前後預ければ革を少し伸ばしてくれるはずです。
ただし、縦方向にはあまり伸びませんのでこちらはご注意ください。
革靴の場合、少し広がっただけでだいぶ楽になると思います。
痛くて馴染むまで履くことができないという方は、ぜひお試しください。
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まとめ
いかがでしたか?いくつかノウハウを並べてみましたが、やはり店員さんに聞くのが一番のお勧めです。
お店で実際にフィッティングしてみて、足に合ったインソールを見つけてくださいね。
眠っている靴が再び日の目を見て、活躍できる事を祈っています。