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はじめに
みなさんどうもこんにちは、知識人(仮)ブロガーのmasaです。
突然ですが、みなさんは月についてどのくらい知っていますか?
酸素がない、アポロ11号、水がない、クレーターばっかり。
このような感じであまり詳しいことは知らない人が多いです。
日本は昔から月に関する物語や神話、お祭りなどなど様々な場面で月と関わってきました。
そしてあと1か月ほどで中秋の名月という1年のうちで最も月が美しく見える時期がやってきます。
そんなときに好きな人と月を見ながら知識を語ってみてはいかがですか?
圧倒的な知識量を見せて渾身の「月が綺麗ですね。」を言ってやりましょう。
今回はまず、月のあれこれ情報を紹介してから、月の表面はどうなっているのか詳しくお伝えします。
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月のあれこれ豆知識
昔から日本人にとって何かと馴染みのある月。
月を題材にした物語や俳句、短歌などなどたくさんあります。
しかし現代の科学が解き明かしてきた月の秘密を私たちはどれだけ知っているのでしょうか。
せっかく月のゆかりのある国に生まれたのだからここらへんで少し月について知っておきましょう。
月の誕生秘話
まず月はどのようにして生まれたのかということからやっていきましょう。
現在主に唱えられている説は4つあります。
- 地球の一部がちぎれて月になったという親子分裂説
- 違うところで生まれた月が地球の重力に捕らえられたとする捕獲説
- 太陽系ができたと同時に地球と一緒に生まれたとする双子説
- 地球がほぼ出来上がったころ、火星ぐらいの大きさの星がぶつかって砕けた地球のかけらが固まったものとする巨大衝突説
この中でも最も有力だと言われているのが4つ目の巨大衝突説です。
ただ、その痕跡が地球にも月にも残っていないことや、月の組成が地球と同じものであるのか未だわからないことから明確な説とはなっていません。
月と地球の距離
月と地球の距離はおよそ38万kmあります。これは赤道を10周したくらいの長さといわれています。
なんだか果てしない距離ですね。
月と地球に関しての面白いたとえを皆さん聞いたことありますか?
A4のコピー用紙を42回折れば月に到達するというもの。
計算上はこれで月まで届く厚さになるというものですが、まず無理です。
やったことある人はわかると思います、そんなに折れません。
約6.63㎞の紙を用意しても42回折ったら1cmになってしまう計算です。
それほどの紙を用意できる財力と土地、折るための人員をお持ちの方は挑戦してみてもいいかもしれませんね。
月面着陸
世界で初めて月面着陸に成功したのはあの有名なアポロ11号です。
まぁ結構疑惑を持たれてるんですけどね。
宇宙空間で旗がなびいてるのはおかしいとかなんとか。
でも今の技術ならわりと有人の月面着陸に本当に成功できそうなもんですが、アポロ以来行われません。
それはなぜかというと、コストに見合うだけの成果が得られないからだそうです。
有人にこだわってコストをかけるよりも無人で安く済ませたほうがコスト的にも成果的にもいいらしく、もうアメリカでは有人での月面着陸は行わないだろうとのことです。
でもやはりロマンがありますよね。私も一度でいいから月に行ってみたいです。
今後の月と地球の関係
えーなんと、月はリアルタイムで地球から離れていってます。一年間に3センチずつですが。
今では月と地球の距離は約38万キロですが、これが2万キロだった時代は一日の長さが約4時間ほどでした。
これは月が遠ざかるにつれて地球の自転が遅くなるためです。
例えば月が離れすぎて地球まで引力が届かなくなった場合、地球は超高速で自転をはじめ一日の長さは今の3分の1ほどになります。
また、時速数百キロの強風や砂嵐が吹き荒れ、人類は滅びるだろうと言われているのです。
さらに月の引力によって地球の気候は一定に保たれているとも言われています。
月ってただ空に浮いているだけじゃないんですね。はるか遠くから地球を守ってくれている大切な存在です。
明日からは月を見るたびにありがとうと心の中で感謝しましょう。
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月の表面の様子1 模様
はい、月の表面と言ったらあのでこぼこしたやつですね、ご存知の方も多いと思いますがクレーターと言います。
隕石が衝突した際にできるもので、月じゃなくてもできます。
地球ではあそこまでのクレーターができるほどの隕石が衝突することは滅多にないです。
それは大気があるため、途中で隕石が燃え尽きてしまうからなんですね。
月には大気がないのですべて直撃してしまってあのようなでこぼこの模様みたいになってしまっているというわけです。
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月の表面の様子2 温度
月の温度が何度くらいか皆さん知っていますか?
実は月の平均気温はマイナス20℃ほどで、一見そんなに過酷な環境ではないように見えます。
だがしかし!
昼と夜との気温の差が半端じゃありません。その差なんと260℃!
昼は110℃まで上がり、夜はマイナス170℃まで下がります。
なぜここまで寒暖差が激しいのかというと、やはり水や大気がないからです。
これらは温度を均一に保つ効果があり、気温の下降と上昇をゆるやかにするのですが、それがないためこんなに極端な気温差になるのです。
こんな環境では生物なんてとても住めそうにありませんね。
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月の表面の様子3 影
月にはうさぎがいて餅をついていると言われる要因となっているのが、月の表面に見える影の部分。
これがうさぎが餅つきをしているように見えることからいつからかこのような話がされるようになりました。
実はこれは影ではなく月の海と呼ばれるもので、その正体は玄武岩です。
隕石が衝突した際にマグマがあふれ出て、それが固まって玄武岩となったようで、光をあまり反射しないためほかの部分より黒く見えるということです。
月の表面の様子4 明るさ
月って夜は光り輝いている感じがしますよね。実際のところは明るいのかどうか。
「まぶしいんじゃない?」と思っている方、私と一緒ですね。
でも実はそうでもないみたいです。太陽との距離は地球と同じようなためそこまで変わりません。
夜空の月が輝いて見えるのは周りが暗いためです。
さらに、月の表面の光の反射率は地球の4分の1程度しかないため、実際は暗いようです。
地球から見た月の明るさは月から見た地球の明るさの64分の1なので実際は暗いです。
月の表面の様子5 重力
月の重力は地球の6分の1ほどで、軽くジャンプしただけで結構上まで行ってしまいます。
「楽しそう!」と思うかもしれませんが、人間の体は重力が弱いところにいるとどんどん衰えていくんです。
体を支えるのにもそれほど力はいらないため、筋肉は減少し、骨からはカルシウムが流れ出てしまいます。
心臓もあまり強い力で血液を送る必要がなくなるため弱くなるんです。
月にいる間は毎日厳しいトレーニングが必要になるということです。
月の表面の様子6 裏側
みなさんは月の裏側を見たことがあるでしょうか?
「あ、私見たことあるかも!」という方、資料で見たのならいいですが生で見たというならやばいです。
宇宙人の可能性があります。
地球からはいつも月の表側しか見ることができません。これは月の自転と公転の関係で、2つの周期が同じなためいつも同じ面しか見ることができません。
ちなみに上の画像が月の裏側なんですが、表面とは違ってクレーターだらけです。これだけ隕石の衝突があったということなんですね。
最近では裏と表では地下のつくりが違うこともわかってきました。
なんで表と裏で違いがあるのかについては未だ不明なままです。
宇宙の神秘と言ったところですね。
月の表面の様子7 住めるの?
正直な話、今のところ住める環境ではないことはここまで読んでくれた皆さんならわかると思います。
大気、水、気温、重力、食料などなど解決すべき問題はたくさんあります。
将来的に技術が発達し、いろいろな問題が解決できれば可能性としてはありますが、かなりの技術革新がなければ無理でしょうね。
それがいつになるのかは全くの未定です。
おわりに
いかがだったでしょうか。
身近な存在である月ってこんな感じなんです。
月がなければ人類は生きていられないというのは驚きですね。
明日から月を見るたびに感謝したいと思います。