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はじめに
どうもおはようございますみなさん、知識人(仮)のmasaです。
みなさんにとっての楽しみってなんですか?
そう、連休ですね。
去年で言えば9月のシルバーウィークです。
その中心に存在していたのが、秋分の日。
この秋分の日がどういった意味を持って制定されたのかご存知の方はあまり多くないでしょう。
ということで今回はあまり詳しく知られていない秋分の日の意味をテーマに、その他様々な秋分の日にまつわる雑学を紹介します。
デート中の待ち時間などで披露しましょう。
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秋分の日の意味
早速やっていきましょう。秋分の日の意味はいったい何なのか。
「夏から秋に移る日?」「昔の行事が由来?」
んー残念!
字的には秋に移りそうなんですけど違います。
秋分の日は、「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」という意味で1948年に制定されました。
元々農村部では、秋分の日の時期は作物の収穫の時期に当たっていたので、古くから豊作を祝う儀式が行われていました。
それが仏教の浸透とともに祖先を供養する意味合いを持つようになったのです。
そして明治時代には「秋季皇霊祭」として定められ、民衆にも一般的に広まっていきました。
この日が1948年に「秋分の日」へと変わって今に至ります。
ちなみに秋季皇霊祭というのは、簡単に言うと天皇のご先祖様を祭る儀式です。
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秋分の日の時期
秋分の日については毎年9月23日ごろです。
なんで明確じゃないかというと、太陽の動きが絡んでくるためはっきりとは言えないんです。
そのため毎年2月に国立天文台が日にちを発表します。
これはとても複雑な計算がなされて決定されるため、私たちのような一般人にはわかりません。
ちなみに2016年の秋分の日は9月22日で、2017年も9月22日だそうです。
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秋分の日と秋のお彼岸
秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じです。これは太陽が真東から昇って真西に沈んでいくということになります。
仏教では、西方浄土と言って西に極楽浄土があると言われてきました。
そのため、太陽が真西に沈む秋分の日は仏様に祈りをささげるのに適した日と言われているため、この日の前後3日間を秋のお彼岸としているわけです。
ここらへんの詳しいことについてはまた後日記事にしたいと思います。
結構面白いことがいろいろ分かったので。
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秋分の日って結局何するの?
やはり先祖に感謝して故人を敬う日ですからお墓参りなんかに行くのが一番いいのではないでしょうか。
どこか遊びに行くのもいいですがこの日だけは色々と物思いにふけるのもいいですね。
お墓参りに行くのならぜひおはぎを買っていきましょう。
昔は砂糖がかなりの高級品だったため、おはぎのような甘いものは滅多に食べることができませんでした。
しかし、ご先祖様を敬うこの日だけは贅沢に使うことを許されたのです。
また、小豆の赤い色には魔除けの効果があり、邪気を払ってくれるそうです。
これらのことから、ご先祖様への感謝を表すとともに邪気払いをするという目的で秋分の日には甘いおはぎをお供えして食べるという習慣ができました。
どこにでも売っているのでぜひおはぎを買っていきましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
私たちは普段ただ休日であることを喜び、楽しもうと遊びに出かけていますが、たまには祝日の意味を考えてみてもいいかもしれません。
なんで休みなのか、どういうことをすればいいのか。
こういった昔ながらの行事をこれから先にも伝えていくために、一人でも多くの人に秋分の日の意味を知ってもらえると嬉しいですね。