[voice icon=”https://love2evol.com/wp-content/uploads/2019/04/e58e78aa7730fdc452e441ead2a21301.jpeg” name=”” type=”l”]
張り切ってローストビーフ作ったはいいけど余っちゃった。どうしよう。
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[box class=”blue_box” title=”ローストビーフの疑問”]
- どうやって保存すればいいんだろう?
- ローストビーフって常温で保存していいのかな?
- おいしく保存する方法ないかな?
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ということで今回は、ローストビーフを常温で保存しても大丈夫なのかという疑問に答えつつ、おいしく保存するための方法を現役調理師の私が紹介します。
ローストビーフを常温保存する方法
結論から言うと、基本的にローストビーフは常温保存には向きません。
火が通っているとはいえ肉なので常温で放置していると菌も繁殖しますし何よりまずくなります。
パーティに遅れてくる人のために少しの間だけ常温で放置しておくくらいの認識でいましょう。
[aside type=”warning”]常温で置いておく場合はぴったりとラップをして空気に触れないようにします。[/aside]
すでに切ってあるものならお皿ごとではなく他の野菜類とは別にして個別でラップした方がいいでしょう。
ラップの前に1度キッチンペーパーで水気をふき取っておくとより美味しく保存しておけます。
塊肉のままなら切らずに上記の方法で常温保存しておくのが一番いいです。
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ローストビーフを冷蔵保存する方法
ローストビーフは一見生肉っぽいですがしっかりと火が通っているので何日間が保存が可能です。
期間は作った日もしくは買ってきた日を入れた3日間になります。
しかしこれは調理して切ってすぐに冷蔵庫に入れた場合。
[aside type=”warning”]パーティなどで数時間出しっぱなしにされていたものはすでに傷み始めていると考えてください。[/aside]
翌日に食べきってしまう方がいいでしょう。
保存する際はもちろんキッチンペーパーで水気をふき取ってからぴったりラップするようにしてください。
この時もお皿ごとラップするようなことはせず、ローストビーフ単体でラップした方がいいです。
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ローストビーフの冷凍保存する方法
大量に作りすぎてしまって確実に余ると思ったときは、すべて切ってしまわずにある程度切ったら残りは塊のまま冷凍してしまいましょう。
この時もしっかりキッチンペーパーでふき取ってからぴったりとラップをします。
[aside type=”warning”]
なお、粗熱を取るために常温でしばらく放置する人がいますが実はこれが一番危険です。
熱々の状態から常温になるまでの時間が長ければ長いほど菌が繁殖しやすくなってしまいます。
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なるべく早く粗熱を取るために涼しいところに置いてある程度冷めたらすぐに冷凍庫に入れてしまいましょう。
また、次の一回で食べきれてしまうくらいの量ならそのまま上記のやり方で冷凍保存すればいいのですが、何回かに分けて食べる場合は小分けにしましょう。
一気に解凍してもう一度冷凍するという方法はまずくなりますし何より危ないのでやめた方がいいです。
小分けにしておけば早く粗熱もとれるし一週間以内は美味しく食べることができるでしょう。
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ローストビーフを美味しく解凍する方法
ローストビーフに限らず冷凍したお肉を美味しく解凍するには自然解凍、冷蔵解凍、流水解凍、冷水解凍がおすすめです。
それぞれメリットデメリットを紹介していきます。
自然解凍
メリット
- 放置しておくだけなのでラク
デメリット
- 放置しすぎると傷む
- 時間がかかる
冷蔵解凍
メリット
- 忘れても傷む心配がない
デメリット
- 自然解凍より時間がかかる
流水解凍
メリット
- 解凍時間が一番短い
- 1番美味しく解凍できる
デメリット
- 水道代がかかる
- 袋に詰めるかしないと肉が浸水する
冷水解凍
メリット
- 冷蔵解凍より早い
- 傷みが少ない
デメリット
- 水がぬるくなっていないか確認が必要
自然解凍は直射日光の当たらない涼しいところで時間をかけて解凍するので、前もって出しておかないとすぐには食べられません。
冷蔵解凍は1番時間がかかりますがそれ以外は特に問題はないので無難な解凍方法です。
流水解凍は飲食店ではよくやっているのですが、一般家庭では水道代の関係もあるのでそこは判断に任せます。
冷水解凍は冷蔵解凍よりいいのですが、少し手間がかかりますね。
私としては流水解凍が一番おすすめです。早く美味しく食べることができます。
ちなみにレンジの解凍機能は使わないほうがいいです。
どうしても温まり方にムラができますし、肉汁が出てきてしまいます。
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ローストビーフ豆知識
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ローストビーフと牛のたたきの違い
みなさんはローストビーフとたたきの違いってわかりますか?
どちらも似たような見た目なのでただ呼び方が違うだけなのではないかと思われがちです。
しかし、全くの別物なのでこれを機会に覚えましょう。
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ローストビーフというのは直接火を当てることなく下に野菜を敷くなどして熱を入れ、最後は蒸して中まで火を通す料理です。
牛のたたきというのは、周りに焼き目を付けて中は生の状態のものです。レアステーキと同じようなものになります。
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おわりに
いかがだったでしょうか。
せっかくのローストビーフですから余ったのを捨てるなんてもったいないですよね。
今回紹介した保存方法であれば数日間なら美味しく食べることができますので是非お試しください。