子供が生まれたら、子育てはママに任せきりにしていませんか。
子育ては父親の仕事でもあることはご理解のとおりでしょう。
しかし、子供が出来ても母親ほど子供と接する時間が持てず、父親になりきれない方もいると思います。
そこで今回は、子供に信頼され、ママにも愛される父親になるために注意すべき行動をお伝えしましょう。
また父親が積極的に育児に参加するメリットもご紹介。
最後に、父親とは何かという点についてもお話しますね。
父親として注意すべき行動は何?
父親として子供の見本になるためには、大きな子供にならないように注意しましょう。
- 自分の食器は片付ける
- 脱いだものは洗濯機に入れる
- 片付けてと言われたものはきちんと片付ける
- 手伝いをすすんでする
これらは母親が子供に口酸っぱく言うフレーズです。
子供にはきちんと行うように伝えていても、大人である父親がきちんと行っていないと子供の見本になりません。
また母親の威厳もなくなってしまうため、夫婦で取り組みましょう。
独身時代、夫婦時代と同じという意識を取り払うことも重要です。
飲み会で夕食がいらないこと、帰宅時間が遅いことは問題ありません。
パパはお仕事を頑張っている、と子供に伝えることが出来るからです。
しかし、休みのたびに友人と出かける、自分の趣味である映画に1人でいく、パチンコにいく、成人サッカーチームの試合に出るなどは限度を考えてください。
子供が親と出かけたり、休みを共有したりする時間は限られています。
家族との時間を大切にすれば、幼少期のパパとの思い出は子供にとって宝物になるでしょう。
父親らしい事はせずとも、一緒に時間を過ごすだけで子供にとっては幸せであることを理解し、ご自身の趣味に没頭しすぎることは控えましょう。
暴力は決してふるってはいけません。
父親の威厳を見せるためにと暴力を与えることは、子供に恐怖心を与えるだけです。
もちろん言葉の暴力も例外無くよくありません。
子供を叱る時も、きちんと説明をする、諭すなどの方法を取りましょう。
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父親が子育てを積極的に行うメリットは何?
父親が子育てに積極的だったご家庭のお子さんは、自尊心が高いことをご存知ですか。
アメリカの心理学者が実際に調査をした結果、父親との触れ合いが多かったお子さんには以下の共通点が見られたようです。
- 癇癪を起こしにくい
- 親の頼み事を素直に聞いてくれる
- 人見知りしにくい
- よく笑う
- 我慢強い
- 家族との関係が良好である
親の愛情が存分に注がれている結果と言えそうですね。
そしてIQが高くなるという結果もあります。
父親と過ごす時間が長ければ長いほど、IQが高くなると聞けば、お子さんと一緒に時間を過ごしたいと感じますよね。
本を読んであげたり、体を使って遊んであげたり、一緒にお出かけをしたり、出来ることは沢山あります。
そして父親がお子さんに話しかける機会が多ければ多いほど、言語能力が発達するという調査結果もあるのですよ。
語彙力が飛躍的に伸びる幼児期には、積極的に言葉をかけてあげましょう。
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結局父親とは何?
父親とは何でしょうか。
母親ほど子供と関わる機会が少ない場合、父親とはなんだろう、どのような立場でいるべきなのかイメージがつかみにくいかもしれません。
日常生活のサポートやしつけ教育を行う事は、母親の役目と思っている方はいませんか。
子供が成長する上で必要な事柄は、父親、母親両方の責任なのです。
父親に正解はというものありません。
夫婦で話し合い、父親の役割は何、母親の役割は何、と決めた上で子供と接することが重要です。
母親は子供との時間が長いため、ついつい口うるさく怒ってしまいがち。
そんな時に父親は子供に、どうしてお母さんが怒っているのか、注意するのかを説明できれば、子供は父親にも母親にも愛情を感じるでしょう。
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まとめ
父親として何か特別なことをする必要はありません。
家族との時間をきちんともって、子供と向き合う時間、共に過ごす時間を持つだけでも子育てをしていることになります。
また、父親と母親の役割を分担することで、父親としての立場が確立されるのも良いことでしょう。
この機会に家族で各自の役割を見直すことも良いのではないでしょうか。