みなさんが生きてきた中で一度も嘘をついたことがない人はいないと思います。
時に「嘘も…」という言葉があるように、相手を傷つけないように嘘をつく事もあります。
嘘にも様々な理由があるのは確かです。
しかし、嘘は時として人を深く傷つけてしまいます。
嘘をつく理由1 人に認められたい
いつも誰かと自分を比較してしまい「私なんて…」と思い込み、自分を卑下してしまう人いますよね。
「あの人に負けたくない」と強い根性を出す人もいます。
それ故につい、嘘をついてしまう・・・そんな事もあるでしょう。
人と比較してしまう必要はないのです。
人には個性があり、みなさん良いところを持っています。
それを比較して人が良く見えてしまうのは、羨ましいと思ってしまうからです。
人と同じである必要はありません。
あなたは自分の個性を伸ばしていれば、例え他の人が褒められ認められたとしても、あなたの個性を認めてくれる人が必ず現れます。
「負けたくない・・・」その思いを強く持っている人もいますが、そう思った時点で、あなたは既に相手より自分が負けている事を認めています。
「私も頑張る!」と、プラスのエネルギーにもっていく方が良いのです。
認められたいが故に、つい、嘘をついてしまった・・・
その嘘が小さな嘘で終わればわら話しで済みますが、小さな嘘から大きな嘘へと発展してしまうとずっと嘘をつかなくてはならなくなります。
結局は自分自身が辛くなるのです。
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嘘をつく理由2 自信がない
自分に自信がない人は、自分を大きく見せるために嘘をついてしまいます。
常に周りが自分よりすごくて及ばないと思い込んでしまっているからです。
そうなると初めは、自分を大きく見せるためについていた嘘でも、そのうち無意識に嘘をつくようになってしまいます。
そうなると、どれが本当の事なのか自分でも判らなくなってしまうのです。
自分でついた嘘を本当の事だと思い込んでしまう事もあります。
そのうち嘘をついている事を自覚できなくなってしまいます。
自信がない自分に気づいて、何故、自信がないのかを自分い聞いてみましょう。
案外、自信がないと自分が思い込んでいるだけで、他から見ると「そんな事ない」と言われる事もあります。
嘘をついてまで自分を大きみ見せても現実は変わりません。
結局は自分自身を傷つけているだけなのです。
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嘘をつく理由3 注目されていたい
嘘をついて注目されていたい人は、とても心寂しい人です。
この寂しさは、幼少時代から培われた寂しさなのです。
幼少時代に愛情を与えられていないまま、大人になってしまうと、いつも人から注目されていないと寂しくなるのです。
それ故につい、嘘をついて人の注意を集めたがるのです。
集団の中では必ず1人はいますが「〇〇さんが、あなたの悪口を言っていた」と告げ口してくる人。
このように告げ口してくる人は、〇〇さんにも他の人が悪口を言っていたと告げ口をしてゆきます。
何故こんな事をするのかと言うと、告げ口した時は、自分の話を聞いてくれる、つまり、自分に注目してくれるからです。
あるいは「〇〇さんに邪魔されて話ができなかった」等と告げ口をしておきなながら〇〇さんには「あの人が無視をしてくる」等と言うのです。
いつも誰かに自分への注目を集めたい、自分の事を考えてほしい・・・
ようするに寂しい人なのです。
愛情と言うのは大人になってから与えられても満足はできないのです。
たとえ満足しても幼少時代に培われていない愛情を補う事はできません。
補え切れない隙間を、嘘をつく事で自分に注目してもらう事で満足しようとしているのです。
結局は、隙間を埋めるためについている嘘も自分では本当の事だと思い込んでしまう、あるいは、忘れてしまう事が多く、気が付けば独りぼっちになってしまうのです。
寂しさを埋めるための嘘・・・しかし、結果的に自分を孤独にしてしまうのです。
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嘘をつく理由4 現実逃避をしている
現実逃避・・・その名の通り現実から逃避している人の事を言います。
現実が認められない、自分自身が認めれないと言う事です。
いつも自分の理想ばかりを見ていて、現実を見ようとしない。
それ故に嘘をついてしまうのです。
例えば「収入が毎月100万円ある」と言う人・・・
実はこれは嘘です。
本当は10万円にも満たない収入・・・
では何故そんな嘘をついているのか?
それは本来は収入が100万円あればと願望があるのです。
そして近しい人が、その理想の収入を手にした・・・
そうなると自分がそこに及ばない事をを認めたくないのです。
それ故に「収入が100万円ある」と嘘をついてしまうのです。
その嘘をつく事で現実から逃避できるからです。
「イケメンの彼氏がいる」・・・これもまた嘘です。
こう言う人も同じで、イケメンの彼氏が欲しい願望から、現実手に入れられない自分を受け入れたくなく嘘をつくのです。
まだ自分が嘘をついている、現実はそうではないと気づいているうちは良いのですが、嘘を重ねるごとに、その嘘を本当の事だと思い込んでしまい現実と非現実が区別できなくなってしまうのです。
周りからは嘘つきと言われても、自分では嘘をついている自覚がなく、無意識に嘘をつき始めると誰からも信頼してもらえなくなります。
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共通して言える嘘をつく人
スピリチュアルから見る嘘をつく人の共通点は「寂しい人」です。
寂しい中にやはり愛情が足りない人が多くいます。
嘘をつく事も、自分の身を護る為や咄嗟に何かを隠すためだったり様々な理由がありますが、これが癖になり無意識になってしまうと「心の病」になってしまうのです。
早めに気が付けばいいのですが、気が付かないままずっと繰り返していると、どんどん自分自身を傷つけてしまうばかりです。
そうなる前に自分の中にあるモヤモヤに気が付きましょう。
そしてスピリチュアルで、どうして自分はそんなに嘘をついてしまうのかを視てもらいましょう。
愛情が足らず求めているなら、まず、自分の感情を解放して癒してもらいましょう。
その為に「ヒーリング」があるのです。
ヒーリングで闇の部分に光を灯してもらうことで、嘘をついて隙間を埋めようと言う考えは減ってゆきます。
自分で自分を傷つけるために、魂は地球へ来たわけではない事を知って下さいね。
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まとめ
嘘に対しては「絶対に許さない」と言う人もいます。
しかし「許さない」と言う人ほど、本当は嘘つきな人もいます。
それは自分が嘘を日頃ついているから、人が嘘をつく事が許せないのです。
でも、そうゆう人は結局は自分に怒っているのです。
自分への怒りを同じ事をしている人に向ける心理なのです。
嘘はいけない事・・・でも、嘘をつく人もとても寂しく苦しんでいるのです。
できればそっと見守って「早く自分い気づいてね」と願ってあげましょう。
嘘は結局自分に返るだけなのです。
ライター
セラピスト・ライター
法律事務所事務員7年・介護職10年の経験を得て、介護を中心とした相談業務をしながらオラクルカードに出会い自身のスピリチュアル能力に目覚める。
その後、鑑定師として電話占いや個人でセッションの経験を積み重ねる。
その中で得意とする分を書く天職を生かして執筆活動を始める。