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はじめに
どうもみなさんこんにちは、知識の管理人masaです。
今回はしめ縄の意味や由来について紹介します。
みなさんの中にはなんとなく飾るものだと思って毎年買って飾っている方がほとんどだ思います。
そこでその本来の意味を知ることでより気持ちをこめてお正月を過ごしていただこうと思い紹介することにしました。
それでは早速やっていきましょう。
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しめ縄の意味
そもそもお正月に飾る意味から紹介していきましょう。
お正月というのは年神様という神様を迎えるための行事です。
年神様は家々をめぐりその家に幸福をもたらすありがたい神様を言われています。
その神様を迎えるためにする準備がお正月飾りです。
今回のテーマであるしめ縄はそんな年神様をまつるための神聖な場所であると示す目的で飾ります。
しめ縄の内側は清浄な空間として邪気を払う役目もあり、現世と神域の境界となる結界の意味を持っているんです。
つまり、神様にこのしめ縄より内側(家の中)は神聖な場所ですよとお知らせしているんですね。
また、神社の御神木にしめ縄がまかれているのを見たことがある方もいると思いますが、これも同じ理由で巻かれています。
御神木は神が宿る木なので木自体が神聖な場所ということです。
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しめ縄の由来
しめ縄の由来はいくつかあります。
それを少し紹介しましょう。
由来1 天岩戸説
天照大神が岩戸にこもって世界が真っ暗になってしまったと言う話は有名ですよね。
この天照大神が再び岩戸から出てきたときに再び戻ってしまわないように岩戸にしめ縄をかけて塞いだとする説です。
神様の占める場所にかけたから「しめ縄」というわけです。
由来2 伝来説
古代朝鮮に発達した禁縄(クムチュル)が日本に伝来したという説です。
古代朝鮮では赤ちゃんが生まれると出産したことを知らせるためと外部のものが出入りしないように玄関にしめ縄を飾りました。
これが禁縄です。これには悪鬼や不浄の出入りを防ぐという意味もあって、これが日本に伝わって現在のしめ縄文化につながるというわけです。
ただ、現在の韓国ではこの文化はほとんど残っていないようです。
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しめ縄豆知識
しめ縄としめ飾りの違い
しめ縄はそのまま縄だけの状態。そこに飾りを付けたものがしめ飾りと呼びます。そのまんまですね。
結界の役目にプラスして縁起物にしたということになります。
ここに飾るものによってちょっと意味が変わってくるんです。
紙垂(しで)
紙垂は飾られている場所が聖域であることを示しています。
モノによっては紙垂の数が違いますがそこには特にルールはないようなのであまり数は気にしなくて大丈夫です。
橙=みかん
よくみかんがくっついていますよね。
あれは代々栄えることができますようにという意味です。
その他にもいくつか飾りがありますがそれはまたの機会にしましょう。
しめ縄を飾る場所
基本的に玄関ですね。先ほどの意味でも述べた通りしめ縄は現世を神域の結界の役割を持っています。
家の中に年神様を招くわけですから中と外の境界である玄関に置くべきです。
しめ縄の向き
しめ縄を飾るときの向きは、向かって右側に太いほうを向けます。
神様から見て左側、つまり私たちが向かって右側は上位となり左側は下位となるためこのような向きにします。
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おわりに
いかがだったでしょうか。
毎年何気なく飾っているしめ縄ですが、ちゃんとした意味と由来があります。
それを知っていればどこにどういう向きで飾ればいいかが自然とわかるはず。
それに神様が来るのだから年末の大掃除にも気合を入れなくてはなりませんね。
こういった行事には一つ一つ意味があるんだと思えばめんどくさいとは思わずにやらなきゃという気持ちになるでしょう。
それでは良いお正月をお過ごしください。