はじめに
どうもみなさんこんにちは、管理人のmasaです。
みなさんはこんな疑問を持ったことはありませんか?
初詣に行く暇がなくて、いつまでならいいんだろう?
そもそも初詣って何?
1年の始まりといえば初詣ですもんね。
なんとなく行かなければならない気がして毎年行っているけど今年は時間がない。
いつまでなら初詣として参拝していいのか。行く意味はあるのか。
ということで今回は、初詣の雑学まとめというテーマでお送りしたいと思います。
それでは早速やっていきましょう。
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初詣っていつまでのことを言うの?
一般的には松の内と呼ばれ、年神様がいらっしゃる1月7日までですね。
年神様に関しては以下の3記事を参照してください。
みなさんもなんとなくこの期間に行かなければいけないのかなとお思いでしょう。
しかし、初詣の期間は厳密には決められていません。地方によっては松の内の期間も変わってきますからね。
1月15日の小正月までだとする説もあれば、1月中なら問題ないとする説。
極論としては自分が初めて行けば初詣だという説もあるそうです。
決まりがない以上みなさんの自由というわけですね。
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初詣の意味
初詣というのは年が明けて初めて神社やお寺に詣でることを言います。
参拝するとも言いますが、参拝すると詣でるではちょっと意味が違うんです。
参拝は神様に拝みに参ることを言いますが、参るというのは神様に呼ばれていくことを意味しています。
逆に詣でるというのは自らの意思で行くことを意味します。
これは昔の三十日詣(みそかもうで)という習慣から来ています。
三十日詣でというのは1か月間無事に過ごすことができましたということを月の終わりに神様に報告しに行くものです。
この三十日詣での反対に毎月1日に参拝することを朔日参りと言います。
朔日というのは旧暦で言う月の始め、つまり1日(ついたち)のことを指します。
この日に神様が1か月分のお告げを渡すから来なさいということで、呼ばれて行く。
つまり参るわけです。
参ると詣でるの違いはここから来ています。
初詣というのは、新年が良い年になるように自らお願いしに行くので初参りではなく初詣というわけです。
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初詣の由来
初詣の由来は主に2説あります。
それをこれから紹介していきましょう。
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恵方参り説
恵方参りというのは江戸時代の正月行事の一つであり、その年の恵方、つまり縁起のいい方角にある寺社に参拝して、新年が良い年になるように祈願する行為です。
その後、鉄道が発展したこともあり人々はより有名で高名な神社仏閣に参拝するようになりました。
そのため今ではあまり知られていない廃れた行事になってしまいました。
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歳籠り説
歳籠りというのは、その時の家長がその土地に住む神様がいる社(やしろ)、つまり神社に大晦日の夜から元日の朝にかけて籠ることをいいます。
この年籠りがやがて大晦日に詣でる除夜詣(じょやもうで)と、元日に詣でる元日詣(がんじつもうで)に分かれて行われるようになりました。
この元日詣が今の初詣の原型と言われています。
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初詣の歴史
初詣の歴史というのは案外新しいものです。
先ほど述べた恵方参りが廃れていった原因である鉄道が普及したことによって、初詣というものがイベント化していきました。
人々は近くの寺社ではなく有名な寺社へと行くようになりました。
これが明治中期のことです。
そのイベントが現在に至る初詣です。
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おわりに
いかがだったでしょうか。
今まで知らなかった初詣のあれこれが全部分かったことと思います。
意外と歴史は浅いものだったのには驚いたことでしょう。
初詣がどういったものかわかったことで、より清い気持ちで初詣ができることだと思います。
めんどくさがらずに行きましょう。