はじめに
どうもみなさんこんにちは、管理人のmasaです。
今回のテーマは引っ越し祝いを現金で渡す際の注意点についてです。
友人や知人が引越しをした際に相手に贈る引っ越し祝い。「いくら位渡すのがいいのかしら・・・。」なんて迷ったことはありませんか?
少なすぎても失礼だし、多すぎても相手に気を使わせることになってしまいます。
今回はそんな金額の相場やお祝いの方法など色々と迷ってしまう現金や商品券の引っ越し祝いのマナーについてまとめてみました。
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【引っ越し祝いの種類】
一概に引っ越しといってもさまざまなケースで行われるので、そのお祝いの仕方もさまざまあります。
- 新築祝い・・・新築の物件(新築一戸建て・新築マンション)を購入して引っ越ししたもの
- 昇進(栄転)祝い・・・昇進や栄転に伴う部署配置による転勤のために引っ越ししたもの
- 引っ越し祝い・・・中古の物件(中古一戸建て・中古マンション)を購入して引っ越ししたもの
- 餞別・・・賃貸から賃貸への引っ越し・近隣の方の引っ越し
よく勘違いされやすいのが、賃貸から賃貸への引っ越しです。
引っ越し祝いといわれることが多いのですが、厳密には餞別に当たります。引っ越し祝いとしては必要ありません。
のしの表書きに書き入れる際も、送る相手がどのような引っ越しなのかを十分に考えて書き入れることが重要です。
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【引っ越し祝いの相場】
さて、気になる引っ越し祝いの相場ですが、贈る人がどういう人か、住んでいる地域や立場などによってさまざまです。
ここでは一般的な引っ越し祝いの額を上げておきたいと思います。
友人は大体5千円から1万円。
特にお世話になった方には1万円から2万円。
両親・兄弟・親戚ならば1万円から3万円くらいお渡しできれば失礼にはあたらないようです。
次に新築祝いです。
友人は1万から3万円。
特にお世話になった方には2万円から5万円。
両親・兄弟・親戚は3万円から5万円となっています。
ただ一つ注意しておきたい点があります。
会社の上司や恩師といった目上の方にお祝いを贈る場合は現金だと失礼にあたるため、同額の商品券などを送るようにしましょう。
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【ご祝儀袋と熨斗紙の選び方】
次にご祝儀袋と熨斗紙の選び方です。
先ほど触れたどの種類の引っ越し祝いにも蝶結び(花結び)の水引を使います。
これは「何度でもお祝いしたい慶事」を表しています。
また関西などの一部地域によっては淡路結びといわれるものを使用することがあります。
表書きは新築祝いの場合は「祝御新築」、昇進祝いの場合は「祝ご昇進」や「祝御栄転」、引っ越し祝いの場合は「御引越御祝」、餞別の場合は「御餞別」とするのが良いでしょう。
裏側は上側の折り返しに下側の折り返しが重なるように包みます。
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【贈るときに気をつけたいこと】
引っ越しのケースにおいて祝い方が異なることはお話しましたが、引っ越しにあった表書きに変えるとよい場合もあります。
1.進学や就職に伴う引っ越しの場合・・・「進学祝」「転居祝」
2.結婚を期に引っ越しをする場合・・・「結婚祝」
また、仕事をやめることで引っ越す場合ですが、定年退職以外は好ましくありません。
その際も単に「御祝」や「御礼」とするのが良いとされています。
「餞別」は目上のかたや上司には失礼にあたるので用いてはいけません。
自身が介護施設等に入所する方や、介護のために実家に帰るなどのケースもお祝いとはいえず、不向きとされています。
また、実家に帰るときにお祝いとできるケースは「家業を継ぐために実家に帰る」という場合のみといわれています。
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まとめ
引っ越し祝いは強制されるものではなく、引っ越しする人への心づかいです。
心づかいであるからこそ、「いくら渡せばいいのか」、「どんな風に用意すればいいのか」と迷うことが沢山あります。
これから春に向けて新しい生活をスタートさせる人も多くなってくるでしょう。
新しい生活を迎える人へ、ちょっとした後押しができる心づかいが贈れると嬉しいものですね。